光波・ノンプリズムトータルステーション Q&Aの特徴
◆光波・ノンプリズムトータルステーション測定 / 光波・ノンプリズムトータルステーション計測 Q&A
・お客様よりいただいた「光波・ノンプリズムトータルステーション」のご質問の多いものや、お客様にぜひ知っていただきたい情報をQ&Aとして随時掲載しております。
◆電線までの距離を計りたい。
地上から、電線までの距離を計測できますか? | |
はい。 但し、対象物が黒く、曲面になっていることが多く、測定条件としてはいい状態ではない為、測れない場合もございます。 高さだけであれば、別の測り方もございますので、担当営業にご相談ください。 |
◆日本測量協会の検定について
日本測量協会の検定はついていますか? | |
いいえ。 基本的にお客様の会社名で日本測量協会様の検定は取っていただいています。 手続き等のご案内はできますが、検定料などは直接、日本測量協会様とのお取引となります。 |
◆計測条件について。
ノンプリズム計測で計測条件の悪い対象物はなんですか? | |
一般的には、対象物が黒い物、曲面になっている物、測定器と対象物が正対せず、角度がついている物などがあります。逆に対象物が白っぽい物や、ざらざらしている物(標識など)は比較的反射しやすいとされています。測定時の天候等にも左右されますので、詳しくは担当営業にご相談ください。 |
◆高低差の計測について。
トータルステーションで高低差の測量はできますか? | |
はいできます。 水平距離、斜距離、垂直距離(高低差)が確認できます。あらかじめ器械高と目標高(ポール高)を入力すれば純粋な高低差はでますが但し、器械視準高と目標高となるので考慮しての計算が必要です。基本的には、水準測量はレベルをご利用ください。 |
◆県が発注した土木工事で使用する機器の精度について。
県が発注した土木工事で使用するオートレベルやトータルステーションは国土地理院の登録機種でないといけないのでしょうか? | |
特にそのようなことはないと思われます。 但し、機器の精度を証明した書類(検査成績書や校正証明書)は必要になることが多くあります。当社では、日本測量機器工業会(JSIMA)仕様の書類が発行可能です。(有料) |
◆平面図上の座標値を使っての計測について。
平面図上の座標値データから、現場でトータルステーションを使って、構造物の施工ラインや設置位置などの測量はできますか? | |
はいできます。 トータルステーションへ座標値を入力して測量用平面図を作成、距離と角度を表示させることができます。X軸とY軸を測量に適したモードに変えて、X軸とY軸を平面図に合致させる必要があります |
◆「公共座標」と「任意座標」。
測量で使われる「公共座標」と「任意座標」とはどういう意味ですか? | |
公共座標というのは、いわゆる東経xx度xx分、北緯xxx度xx分という基準点の絶対値です。任意座標とは、現場における任意の基準点から座標を引きます。公共座標を元に任意で座標を組むやり方が、多くの主流です。 |
◆光波距離計の距離精度
光波距離計の距離精度は、どのくらいですか? | |
機種によって異なります。 ±(A+Bppm×D)の表示で統一されています。 A:機種別の誤差(距離に関係のない誤差) B:測定距離に依存する誤差 (大気による測距光の屈折や周波数の変動) ppm:100万分の1(1kmは、100万mm) Dkmにおける距離精度は、Bの値にDの値を乗じてAの値に加えます。 例)±(3+2ppm×D)mmの距離精度の機器は2kmの距離測定を行う場合 → ±(3+2×2)=±7mmとなります。 |
○光波・ノンプリズムトータルステーションのレンタル機材には、オートレベル ティルティングレベル 電子セオドライト 光学式セオドライト トータルステーション ノンプリズムトータルステーション プリズム
をご用意しております。
「こんなものは測れるの」「どうやって測定するの」などご不明な点がございましたら 06-6398-7511までお気軽にお電話ください。