"光波距離計の点検(距離定数の確認)| 測量機レンタルの株式会社メジャー"

光波距離計の点検(距離定数の確認)

○光波距離計の点検について(測距定数の確認)
 個々の機械は構成部品の特性などから、製品として完成した時点でも、その測定値と実距離の間には、若干のずれがあるのが普通である。このずれを測距定数(または機械定数)という。このずれは、じつは、出荷時の最終検査でゼロになるように調整されており、ほとんど変化することはないが、定期的に点検することが望ましい。

点検手順は以下のとおり。

1.平坦な場所にほぼ100m隔てて、A点とB点を設置する。

2.AB線上のほぼ中間地点にC点を設置する。

3.A点に器械を据えて、ABの距離を測定する。
kouha-tenken1

4.C点に器械を据えて、ACとCBの距離を測定する。
kouha-tenken2

5.測距定数Kは
K = AB – ( AC + CB )

6.上記3と4.の手順を2〜3回繰り返し、Kの絶対値が測距精度仕様値より小さいことを確認する。常に大きい場合はメーカーに点検を依頼する。
kenken-bar

測量器 点検・校正・修理サービス
今、お使いの測量器は整備済みですか?

色々な人が持ち出して、いつ整備に出したかわからない。
校正書の発行期限が切れている。
どこに点検依頼をしていいか分からない。

そんな問題をメジャーは迅速に解決致します。

このページの先頭へ.