レベル及び光波・トランシットの点検

・レベルの点検について

1.約30m離れた中央に本体を据え、両方の標尺を視準 A・B を読む。
2.どちらか一方の標尺から約3mの位置に本体を移動させる。
3.両方の標尺を視準 A’・B’ を読む。
4.結果( A – A’ ) = ( B – B’ )であればOK。

・トランシットの点検について
視軸、横軸の精度点検方法
1.50m以上前方に目標A点を視準する。
　本体を回転させ、目標B点を視準し、測角を記帳する。にの時の測角差をaとする。）

2.望遠鏡を180°反転させB点を視準する。
本体を回転させ、目標A点を視準し、測角を記帳する。にの時の測角差をbとする。）

3.測角差 a = b であればOK。
　許容値20″ < a + b < 20"・鉛直の精度点検方法
1.高所の目標A点を視準する。望遠鏡をそのまま下方に向け、地上にB点を記録する。
2.本体を水平角度で180°回転し、望遠鏡を反転させ、再びA点を視準する。望遠鏡を下方に向けて地上にC点を記録する。
3.B点とC点が一致すればOK。



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